毎日の食事、何気なく口にしている食べ物が、実は歯の健康を大きく左右していることをご存知ですか？
今回は、歯科医の視点から、
- 歯を痛めやすい食べ物
- 逆に歯を健康に保つための食べ物
をわかりやすく解説します。
歯の健康を維持しましょう。
美しい笑顔を長く保つために、ぜひ参考にしてください。
目次
歯を痛める食べ物とは？
糖分が多い食べ物
- チョコレート
- 飴
- 清涼飲料水
など、糖分が多い食べ物は、口の中の細菌のエサとなります。
歯垢を生成します。
虫歯の原因となります。
酸性の強い食べ物
- 炭酸飲料
- 柑橘類
- 酢
など、酸性の強い食べ物は、歯の表面のエナメル質を溶かします。
歯を弱くします。
硬い食べ物
- 硬いナッツ類
- 貝殻
など、硬い食べ物を歯で砕くことは、歯に大きな負担をかけます。
ひび割れや欠けの原因となることがあります。
粘着性の高い食べ物
飴
キャラメル
ガム
など、粘着性の高い食べ物は、歯に残りやすいです。
歯垢がつきやすいので、虫歯や歯周病の原因となります。
歯科医が教える！虫歯になりやすい食べ物と、その対策【歯の健康を守るために】
歯を健康にする食べ物とは？
食物繊維
- 野菜
- 果物
- 海藻類
などに含まれる食物繊維は、歯垢を掃除する効果があります。
歯周病予防に役立ちます。
カルシウム
- 牛乳
- チーズ
- 小魚
など、カルシウムは歯を強くするのに必要なミネラルです。
ビタミンD
カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、
- 牛乳
- 卵黄
- 鮭
などに多く含まれています。
ポリフェノール
- 緑茶
- 紅茶
- 赤ワイン
などに含まれるポリフェノールは、抗菌作用があります。
歯周病予防に効果が期待できます。
歯の健康を守るための食事のポイント
バランスの取れた食事
様々な種類の食品をバランスよく摂ることが大切です。
間食は控えめに
特に糖分が多い間食は、虫歯の原因となるので注意しましょう。
よく噛んで食べる
よく噛むことで、唾液の分泌が促されます。
口の中を中性に保ちます。
虫歯予防に繋がります。
定期的な歯科検診
定期的な歯科検診を受けることで、早期に虫歯や歯周病を発見します。
治療することができます。
インプラント治療との関係性
健康な歯を保つことは、インプラント治療を受ける必要性を減らすことに繋がります。
しかし、歯を失ってしまった場合、インプラント治療は、失われた歯の機能と美しさを取り戻すための有効な選択肢の一つです。
コメント